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こけし館の伝統と歴史

こけしの里 津軽くろいし

青森県の中央に位置し、豊かな自然と良質な土壌に恵また青森県黒石市。
昔から味の良い「黒石米」と「りんご」の生産地として知られているほか、 津軽系こけし発祥の地としても知られます。

夏には県内で行われているねぷた祭りの中でも一番運行台数が多く、 70台以上のねぷたが市内を練り歩く「黒石ねぷたまつり」、徳島阿波踊り、 岐阜郡上踊りと並ぶ 日本3大流し踊り「黒石よされ」、秋には、弘前藩主津軽寧親公が京都から百余種の 楓苗を取寄せ、 移植したもみじの名所「中野もみじ山」、日本の道百選に選ばれた「こみせ」など独特の文化や自然の香りも高く、藩政時代に弘前藩の支藩として誕生した、現在人口3万7000人の街です。


伝統は地域の協力と共に

当時、黒石市は目立った観光施設がなく観光客の誘致力が弱いことが地域の課題でした。
 そこで、市民団体である山形地区住みよい環境推進協議会は、昭和55年、この地域の宝である「津軽こけし」を生かしたこけし史料館建設運動を開始しました。
以来、積極的な活動を続け、全国伝統こけし収集の旅、こけしの里マラソンなど、 「こけしの里づくり運動」を活発に展開し、全国のこけし愛好家、こけし工人、そして 国からの支援もあり昭和63年「津軽こけし館」が開館されました。

  こけし収集活動
 
純金こけしと銀こけし  
こけし館を一躍有名にした純金こけしと純銀こけし。
黒石市はふるさと創生1億円事業により交付された1億円の使途を一般公募し、平成元年、純金のこけしとその対として純銀のこけしを製作。その話題性は津軽こけし館や黒石市を多くの人々に知っていただく大きなきっかけとなりました。


純金こけしと純銀こけし
 
金さん銀さん来館

それから数十年。
日本全土を襲った不況の波は黒石市にも大きな影響をもらたし、黒石市は深刻な財政難へと陥り、早期健全化団体へと指定されました。
そこから脱却を図るため、市は金銀こけしの売却を検討。懇談会を通じて純金こけし売却へ向けて市民からの理解を得るように活動を始めました。

 
純金こけしオーナーズクラブ
売却案が持ち上がった純金こけし、一方で地元住民や
こけし愛好家をはじめ、多くの方から 「1万円だと協力できる」という意見が寄せられました。
そこで、市から純金こけしを買い取り、永久展示する
ために、全国から1口1万円の共同オーナーを募集しました。タイムリミットまでわずか3カ月のスタートでした。

オーナー募集チラシ

黒石ねぷたでのオーナー募集
街頭宣伝をはじめ、インターネットや黒石ねぷた・よされ祭りでも共同オーナーの募集
を呼び掛け、その活動はテレビの全国放送でも取り上げられました。
しかしながら日本全国を巻き込んだ共同オーナーも目標まで届かず、
平成19年、 純金こけしは惜しまれながら19年間暮らしたこけし館から黒石市へと
引き取られたのです。
   
アートこけしコレクション
現在、純金こけしに継ぐ新しい目玉となっているのが 、
20数年あまりの時間をかけ多くの方に協力して頂き蒐集された5000本の伝統こけしと「こけしアートコレクション」です。
こけしアートコレクションは津軽こけし館のこれまでの経緯にご理解をくださった各界の著名人の方が、 「こけし館のために…」と無地のこけしに絵付けをしてくださいました。
多くの著名人の方々にご協力いただき、その数も年々増加しています。

こけしアートコレクション
 
 津軽こけし館は、こけしの資料館としての位置づけのみならず、この地域の住民活動の歴史を語り継いでいく場としても意味を持っています。津軽こけしの伝統や純金こけしを契機に寄せられた全国からの応援の声をしっかりと胸に刻み、また次なる世代への継承へ向けて、今後も挑戦を続けていきます。
なつかしい未来へ・・・あたらしい故郷へ・・・。
 

【近年の活動】

日本一のジャンボこけし製作
こけしのハローわーく
こけしのタイムカプセル(こけしのハローわーく基金事業)
岩手県宮古市支援こけし"チャリティーこけし"販売
■被災工人支援/若手こけしファン拡大イベント
『うれし、たのし、こけし、ポケットこけしパークへようこそ』開催 etc・・・

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